
「PRO X2 RAPIDって、予約してまで買う価値ある?」
結論からお伝えすると、日本語配列のまま、8,000Hzと本体だけで設定を変えられる操作性がほしい競技FPSプレイヤーに向いた1台です。
前モデルから、レポートレートが1,000Hz→8,000Hz、吸音構造が4層→6層になり、有機ELディスプレイ・調整ローラー・ホットスワップ・パームレストが加わりました。
一方で、発売前の予約商品であることと、有線接続のみであることは、予約の前に確認しておきたいポイントです。
この記事では、ロジクール公式の仕様をもとに、予約していい人・待ったほうがいい人まで整理します。
はじめに
2026年10月15日に、Logicool Gからラピッドトリガー対応キーボードの新型「PRO X2 RAPID」が発売されます。
2024年に登場した「PRO X TKL RAPID」の後継にあたる、PROシリーズの有線ハイエンドモデルです。
ただ、メーカー公式価格で3万円を超えるキーボードなので、「前モデルで十分じゃない?」「8,000Hzって本当に意味あるの?」と迷いますよね。
そこでこの記事では、ロジクールの公式サイトとプレスリリースを読み込んで、何が変わって何が変わっていないのかを整理しました。
読み終えるころには、「自分は予約するべきか、前モデルや他社にするべきか」を判断できるはずです。
📌 PRO X2 RAPIDの基本スペック
| メーカー公式価格 | 35,750円(税込) ※2026年10月7日確認。Amazonでの価格はリンク先でご確認ください |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月15日(予約受付中) |
| サイズ・配列 | テンキーレス、日本語配列 |
| スイッチ | 磁気式アナログスイッチ(ホットスワップ対応) |
| 押下圧・ストローク | 30g±10g、4.0mm±0.2mm |
| 作動点 | 0.1〜4.0mm(0.05mm単位で調整) |
| ゲーム向け機能 | ラピッドトリガー、KEY PRIORITY(SOCD) |
| レポートレート | 最大8,000Hz(スキャンレートも8,000Hz) |
| 本体での操作 | 有機ELディスプレイ+調整ローラー |
| 構造 | 6層のサウンドダンピング素材(PORON・シリコン)、アルミ製のキープレート |
| キーキャップ | ダブルショットPBT(交換可能) |
| 接続 | 有線(USB-A to USB-Cケーブル、180cm) |
| 対応OS | Windows、macOS |
| サイズ・重量 | 幅363×奥行143×高さ36mm、1,075g |
| 付属品 | シリコン製パームレスト、USBケーブル、交換用キーキャップ4個、キー引き抜き具 |
| カラー | ブラック/ホワイト/ピンク |
| 保証 | 2年(型番の末尾に「d」が付く限定モデルは1年) |
🔍 この商品の最大の特徴は「本体だけで設定を追い込めること」
PRO X2 RAPIDのいちばんの特徴は、本体上部の有機ELディスプレイと調整ローラーです。
公式の説明では、作動点・ラピッドトリガー・KEY PRIORITY・レポートレート・ライティング・ゲームモード・音量を、専用ソフトのG HUBを開かずに本体だけで変えられます。
ここ、意外と重要です。
大会の会場やネットカフェのように、自分でソフトを入れられないPCでも、いつもの設定に合わせ直せるからなんです。
家で使う場合も、試合の合間に「もう少し浅くしたい」と思ったその場で調整できます。
ロジクールGのキーボードで有機ELディスプレイが付くのは、このモデルが初めてです。
📘 用語メモ:ラピッドトリガーとは?
ひとことで:キーが少しでも戻り始めた瞬間にオフ、押し込み始めた瞬間にオンになる機能です。
数字の目安:通常のキーは決まった深さを越えるまでオン・オフが切り替わりませんが、ラピッドトリガーは押し込みの向きで判定するので、キーを離してから止まるまでが速くなります。
この商品だと:全キーが磁気式スイッチなので、どのキーでも使えます。VALORANTのように「止まってから撃つ」ゲームで差が出やすい機能です。
もう1つの大きな進化が、レポートレートです。
前モデルの1,000Hzから、最大8,000Hzになりました。
📘 用語メモ:レポートレート(ポーリングレート)とは?
ひとことで:キーボードが1秒間にパソコンへ入力を伝える回数です。
数字の目安:1,000Hzなら1ミリ秒ごと、8,000Hzなら0.125ミリ秒ごとに伝えます。
この商品だと:ラピッドトリガーの反応を、より短い間隔でパソコンに届けられます。差を感じやすいのは、高リフレッシュレートのモニターで競技性の高いゲームをする人です。
ちなみに、左右の移動キーを同時に押したときの動きを決める「KEY PRIORITY」も引き続き使えます。
📘 用語メモ:KEY PRIORITY(SOCD)とは?
ひとことで:AキーとDキーのような反対方向のキーを同時に押したとき、どちらを優先するかを決める機能です。
数字の目安:数値ではなく「優先のしかた」で選びます。深く押したほうを優先する、後から押したほうを優先する、といった決め方があります。
この商品だと:有機ELディスプレイとローラーで、本体だけで設定を変えられます。ただし、ゲームや大会によっては使用が制限されているので、ルールの確認が必要です。
🆚 前モデル(PRO X TKL RAPID)との違い
では、前モデルから結局どこが変わったのでしょうか?
※スマホでは表を左右にスクロールしてご確認いただけます。
| 項目 | PRO X TKL RAPID | PRO X2 RAPID | 変化 |
|---|---|---|---|
| メーカー公式価格 | 32,780円(通常価格) | 35,750円 | 約3,000円アップ |
| レポートレート | 1,000Hz | 最大8,000Hz | 8倍の細かさで入力を送信 |
| 作動点の調整 | 0.1〜4.0mm(0.1mm単位) | 0.1〜4.0mm(0.05mm単位) | 刻みが半分に |
| 設定のしかた | G HUBが中心 | 有機ELディスプレイ+ローラー | 数値を見ながら本体で調整できる |
| 吸音構造 | 4層 | 6層 | 打鍵音・振動をより抑える設計 |
| ホットスワップ | 記載なし | 対応(磁気式アナログスイッチのみ) | スイッチを交換できる |
| 押下圧 | 35g | 30g±10g | やや軽い設定 |
| パームレスト | 付属なし | シリコン製が付属 | 買い足し不要 |
| 重量 | 1,302g | 1,075g | 200g以上軽い |
| サイズ・配列 | テンキーレス・日本語配列 | テンキーレス・日本語配列 | 変化なし |
| 接続 | 有線 | 有線 | 変化なし |
| KEY PRIORITY | 対応 | 対応 | 変化なし |
変わった点:使い勝手に関わるのは、8,000Hz、本体だけで設定できる操作性、6層の吸音構造の3つです。
変わっていない点:テンキーレスの日本語配列、有線接続、ラピッドトリガーとKEY PRIORITYという土台は同じです。
買い替える価値がある人:前モデルを使っていて、G HUBを開かずに設定を変えたい人や、打鍵音をもっと抑えたい人です。
逆に、前モデルの反応速度に不満がない人は、急いで買い替えなくてもよさそうです。
個人的には、スペックの数字よりも「画面を見ながらローラーで調整できる」ことのほうが、毎日の使い勝手に効いてくる進化だと感じました。
前モデルからの進化のうち、数字で比べやすいところを図にしました。

入力を伝える間隔は8分の1に、作動点の調整の刻みは半分になりました。
どちらも、本体のディスプレイとローラーだけで変えられます。
📏 買う前に確認したい相性・サイズ感
キーボードで後悔しやすいのは、性能よりも「配列」と「サイズ」の相性です。
ここはチェックしておきたい!
高さのある本体なので、シリコン製のパームレストが最初から付いてくるのはうれしいポイントですね。
🏆 PRO X2 RAPIDの強み
- レポートレートが最大8,000Hz:前モデルの1,000Hzから8倍になり、スキャンレートも8,000Hzです。入力を0.125ミリ秒ごとにパソコンへ届けられます。
- ソフトなしで設定できる:有機ELディスプレイとローラーで、作動点やレポートレートまで本体だけで変えられます。
- 打鍵音への配慮が強化された:吸音素材は4層から6層に増え、PORONとシリコンが使われています。メーカーは、打鍵音と振動を抑える設計だと説明しています。
- 付属品とカスタマイズ性:パームレスト、交換用キーキャップ、キー引き抜き具が付属します。スイッチのホットスワップにも対応しました。
スペックを見ていて驚いたのは、作動点の刻みが0.05mmまで細かくなっていたことでした。
⚠️ 購入前に確認したい注意点
- 発売前の予約商品:発売日は2026年10月15日で、打鍵感や打鍵音はまだ自分で確かめられません。
→ 手ざわりを確かめてから決めたい人は、発売後に店頭の展示を見てからでも遅くありません。 - 有線のみで、スイッチ交換にも制限がある:ワイヤレスには対応しておらず、ホットスワップで使えるのは磁気式アナログスイッチだけです。
→ ワイヤレスや一般的なメカニカルスイッチを使いたい人は、別のモデルを選びましょう。 - 軽い押下圧には慣れが必要:押下圧は30g±10gで、前モデルの35gよりやや軽い設定です。
→ 最初は作動点を深めにして、慣れてから少しずつ浅くしていくと誤入力を減らせます。
正直、8,000Hzの差を体感できるかどうかは、モニターやパソコンの性能にも左右されそうだと感じました。
📊 同シリーズ・実在競合との比較
※スマホでは表を左右にスクロールしてご確認いただけます。
| 商品 | メーカー公式価格 | スイッチ | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Logicool G PRO X2 RAPID | 35,750円 | 磁気式 | 最大8,000Hz、有機EL+ローラー、6層吸音、ホットスワップ、パームレスト付き | 本体だけで設定を追い込みたい競技FPS勢 |
| PRO X TKL RAPID | 32,780円(通常価格) | 磁気式 | 前モデル。1,000Hz、4層吸音 | 発売済みのモデルを選びたい人 |
| G515 RAPID TKL | 25,850円 | 磁気式(薄型) | 高さ22mmの薄型。作動点は0.1〜2.5mm | 普段の作業と兼用し、手首の角度を浅くしたい人 |
| Razer Huntsman V3 Pro TKL 8KHz | 30,880円から | 光学式(アナログ) | 8,000Hz、リストレスト付き | Razerの製品でそろえている人 |
こうして並べると、PRO X2 RAPIDは「日本語配列・8,000Hz・本体ディスプレイ」がそろう点が持ち味だと分かります。
同じ8,000Hzで公式価格も近いのが、Razer Huntsman V3 Pro TKL 8KHzです。
こちらは光学式スイッチで、有機ELディスプレイはありませんが、すでに発売済みです。
公式価格を抑えたいなら前モデル、薄さを重視するならG515 RAPID TKLという選び方が分かりやすいです。
G515 RAPID TKLは、公式価格でPRO X2 RAPIDより約1万円手ごろです。
⚙️ 購入後のおすすめ設定・使いこなし
💡 こんな人におすすめ・向いていない人
🛒 お得に買う方法・最新価格
ロジクール公式オンラインストアでの価格は35,750円(税込)です(2026年10月7日確認)。
Amazonでの予約価格は変わることがあるため、下のリンク先で最新の価格を確認してください。
ちなみに、型番の末尾に「d」が付く限定モデルは保証が1年、通常モデルは保証が2年です。
リンク先でどちらのモデルかを見て、保証期間も見比べて選ぶのがおすすめです。
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❓ よくある質問
Q. 英語配列のモデルはありますか?
Q. ワイヤレスで使えますか?
Q. G HUBを入れなくても使えますか?
Q. 市販のメカニカルスイッチに交換できますか?
Q. Macでも使えますか?
※仕様・メーカー公式価格は2026年10月7日時点の情報です(2026年10月23日に図解を追加)。本記事はロジクール公式サイトなどの公開情報を参考にまとめており、実機検証は行っていません。
🏁 まとめ:PRO X2 RAPIDは「本体だけで設定を追い込みたい競技FPS勢」向け
結局、PRO X2 RAPIDの価値は、8,000Hzのラピッドトリガーを、有機ELディスプレイとローラーで本体だけで調整できることです。
この商品がおすすめ:日本語配列で8,000Hzを使いたい人、ソフトを入れられない環境でもプレイする人。
別の商品を検討:公式価格を抑えたいなら前モデルのPRO X TKL RAPID、薄さ重視ならG515 RAPID TKL。
発売前の予約商品なので、迷う場合は発売後に店頭で手ざわりを確かめてから決めても遅くありません。


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