
「USBマイクで手軽に始めたい。でも、あとで本格的な機材にも乗り換えたい…」
結論からお伝えすると、USB-Cケーブル1本で今日から始めて、いずれオーディオインターフェースにつないでステップアップしたい人にぴったりのマイクです。
Shure MV7+は、USB-C出力とXLR出力の両方を持つ「ハイブリッド」タイプのダイナミックマイクです。
USB接続なら、マイクに内蔵されたノイズ除去やポップ音の除去が声を整えてくれます。
一方で、XLRでつないだときは内蔵のDSPが効かないことと、2本目のマイクや楽器はつなげないことは、購入前に知っておきたいポイントです。
この記事では、Shure公式のユーザーガイドと発表情報をもとに、MV7+の強み・注意点と、インターフェース内蔵の兄弟機MV7iとの違いを整理します。
はじめに
MV7+は、配信者やポッドキャスター向けに作られた、Shureのダイナミックマイクです。
USBマイクの手軽さと、XLRマイクの拡張性を1本で持っているのが特徴なんです。
「MV7+ USBとXLRどっち」「MV7+ オーディオインターフェース いる?」「MV7+ MV7i 違い」がよく気にされるポイントです。
この記事を読み終えるころには、「MV7+をどうつないで、どこまで育てられるか」がはっきりするはずです。
📌 Shure MV7+の基本スペック
| メーカー公式価格 | オープン価格(Shure公式サイトに価格の記載なし) ※2026年10月26日確認。Amazonでの価格はリンク先でご確認ください |
|---|---|
| 型番・カラー | MV7+-W(ホワイト)、MV7+-K(ブラック) |
| 型式 | ダイナミック型(ムービングコイル) |
| 指向特性 | 単一指向性(カーディオイド) |
| 出力端子 | USB-C、XLR(パッシブ)、3.5mmヘッドホン出力 |
| A/D変換 | 24bit/48kHz(iOSのみ16bit/44.1kHzにも対応) |
| 周波数特性 | 50〜16,000Hz |
| 感度 | −55dBV/Pa(1.78mV、XLR接続時・1kHz) |
| ゲイン調整幅 | 0〜+36dB(USB接続時) |
| 最大SPL | 128dB SPL |
| 内蔵DSP | オートレベルモード、デジタルポップフィルター、リアルタイム・デノイザー、トーンスライダー、リバーブ、コンプレッサー、リミッター、ハイパスフィルター |
| 電源 | USB-Cバスパワー(USB 2.0以上、USB Audio Class 2) |
| ファンタム電源の保護 | あり |
| 質量 | 573.5g |
| 付属品 | USB-C to USB-Cケーブル(3m) |
| 対応アプリ | MOTIV Mix(Windows 10以降/macOS 12以降)、MOTIVモバイルアプリ(iOS 16以降/Android 12以降) |
🔍 この商品の最大の特徴は「USBで始めて、XLRで育てられる」
MV7+のいちばんの特徴は、1本のマイクにUSB-C出力とXLR出力の両方が付いていることです。
USB-Cでつなぐと、マイクの中で声をデジタルに変えてPCへ送ります。
つまり、オーディオインターフェースなしで、そのまま配信ソフトや録音ソフトに声が入るんです。
一方でXLRでつなぐと、ふつうのダイナミックマイクと同じようにアナログの信号を出します。
こちらは、オーディオインターフェースやミキサーを通してPCへ送る形です。
ここはチェックしておきたい!
「最初はUSBで始めたけど、もっと音にこだわりたくなった」となっても、マイクを買い直さずに済むんです。
📘 用語メモ:XLRとオーディオインターフェースとは?
ひとことで:XLRは3本のピンが付いたプロ用のマイク端子、オーディオインターフェースはXLRのマイクをPCにつなぐための機材です。
なぜ必要?:PCにはXLR端子がないので、間にオーディオインターフェースをはさんで、声をデジタルに変えてから送ります。
この商品だと:USB-C接続ならマイクの中で変換するので不要、XLR接続なら必要です。
🗺️ 図解:USB接続とXLR接続の違い
2つのつなぎ方で、声がどこを通るのかを図にしました。
見てほしいのは「どこで声がデジタルに変わるか」と「内蔵DSPが効くかどうか」の2点です。

USB-C接続では、ノイズ除去などのDSPをかけた声がPC・Mac・スマホへ届きます。
XLR接続では、デジタルへの変換はオーディオインターフェースが担当します。
Shure公式のユーザーガイドでも、XLRの音声はソフトウェアの設定の影響を受けないと書かれています。
| つなぎ方 | 必要なもの | 内蔵DSP | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| USB-C接続 | 付属のUSB-Cケーブルだけ | 効く(MOTIV Mixで調整) | はじめての配信・ゲーム実況・オンライン会議 |
| XLR接続 | オーディオインターフェースかミキサー、XLRケーブル | 効かない(音作りはインターフェースやソフト側) | 機材をそろえた本格的な録音・配信 |
🎛️ USB接続で使える内蔵DSP
USB接続のときは、マイクの中のDSP(音を処理するチップ)が、声を整えてからPCへ送ってくれます。
設定は、専用アプリ「MOTIV Mix」から行います。
ちなみに、正面のLEDタッチパネルは1,680万色から色を選べて、レベルメーターとしても使えます。
パネルをタップするだけでミュートできるので、配信中の咳やくしゃみにもすぐ対応しやすいです。
📏 買う前に確認したい相性・設置
🏆 Shure MV7+の強み
- ケーブル1本ですぐ始められる
USB-Cで挿せば、インターフェースなしでPC・Mac・スマホに声を送れます。
「機材選びで止まって始められない」が起きにくいです。 - あとから本格派へ乗り換えられる
XLR出力があるので、オーディオインターフェースを買えばそのまま次の段階へ進めます。
マイクを買い直す必要がありません。 - 防音していない自室でも声を前に出しやすい
ダイナミック型・単一指向性に、デノイザーとポップフィルターが重なります。
生活音やエアコンの音が入りにくい構成です。 - 話しながら自分の声を確かめられる
3.5mmのヘッドホン端子で、遅延なくモニターできます。
声の大きさや音質を、その場で調整しやすくなります。
⚠️ 購入前に確認したい注意点
- XLR接続ではノイズ除去が効かない
内蔵DSPは、USB接続のときだけの機能です。
→ XLRで使うときは、インターフェースや配信ソフト側のノイズ除去を使いましょう。 - XLRで使うならゲインの大きい機材が必要
XLR接続時の感度は−55dBV/Paで、出力が小さめです。
→ ゲインに余裕のあるオーディオインターフェースを選びましょう。 - 2本目のマイクや楽器はつなげない
MV7+自体には、マイクや楽器の入力端子がありません。
→ 対談や弾き語りをしたいなら、入力付きのMV7iも比べましょう。
📊 MV7i(インターフェース内蔵)との比較
MV7+と一番比べられるのは、兄弟機のShure MV7iです。
MV7iは、マイクの中に2チャンネルのオーディオインターフェースが入っているモデルなんです。
| 商品 | メーカー公式価格 | XLR端子 | 2本目の入力 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| Shure MV7+ | オープン価格 | 出力(インターフェースへつなぐ) | なし | 1人で始めて、いずれ好みのインターフェースで音を作りたい人 |
| Shure MV7i | オープン価格 | 入力(XLR/6.3mmコンボ) | あり(+48Vファンタム電源、ゲイン0〜60dB) | ゲストとの対談や、楽器の演奏も1台で録りたい人 |
どちらもPCとはUSB-Cでつなぎ、周波数特性は50〜16,000Hz、最大SPLは128dB SPLと同じです。
MV7iは、ボイスアイソレーションやSmartGateなどのDSPも加わり、質量は567gです。
違いをひと言でいうと、XLR端子の向きが逆です。
MV7+は「自分がXLRで外の機材につながりにいける」マイク、MV7iは「外のマイクや楽器を自分に迎え入れられる」マイクです。
結局、ゲストと2人で話す・ギターを弾きながら歌うならMV7i、1人で始めて将来はインターフェースで音を作り込みたいならMV7+、という選び方が分かりやすいです。
🎮 USBコンデンサーマイクとの違い
同じUSBマイクで迷いやすいのが、HyperX QuadCast 2のようなコンデンサー型です。
| 商品 | 型式 | 音の拾い方 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Shure MV7+ | ダイナミック型 | 口元の声を中心に拾い、まわりの音を拾いにくい | 生活音や打鍵音が気になる部屋で話す人 |
| HyperX QuadCast 2 | コンデンサー型 | 小さな音や部屋の響きまで細かく拾う | 静かな部屋で、声の細かな表情まで残したい人 |
キーボードの打鍵音や家族の生活音が気になるなら、MV7+のほうが扱いやすいです。
⚙️ 購入後のおすすめ設定・使いこなし
💡 こんな人におすすめ・向いていない人
🛒 お得に買う方法・最新価格
MV7+はオープン価格で、Shure公式サイトに価格の記載はありません(2026年10月26日確認)。
Amazonでの価格は変わるため、下のリンク先で最新の価格を確認してください。
🔗 あわせて読みたい
❓ よくある質問
Q. オーディオインターフェースがなくても使えますか?
Q. XLRでつないでもノイズ除去は効きますか?
Q. ファンタム電源がオンのインターフェースにつないでも大丈夫?
Q. MV7+とMV7i、どちらを選べばいい?
Q. マイクスタンドは付いていますか?
※仕様・メーカー公式価格は2026年10月26日時点の情報です。本記事はShure公式サイト(製品ページ・ユーザーガイド)などの公開情報を参考にまとめており、実機検証は行っていません。
🏁 まとめ:MV7+は「手軽に始めて、長く育てられる」配信マイク
結局、MV7+の価値は、USB-Cケーブル1本の手軽さと、XLRで本格派へ進める余地を、1本で両立していることです。
この商品がおすすめ:機材を増やさずに配信を始めて、いずれオーディオインターフェースでステップアップしたい人。
別の商品を検討:対談や楽器の録音もしたいならShure MV7i、最初からXLRだけで使うならSHURE SM7B。
まずはUSBで始めて、物足りなくなったらインターフェースを足す、という育て方ができるのがうれしいですね。


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