
「PRO X と PRO X 2、名前が似ているけど何が違うの?」
この2機種の最大の違いは、有線かワイヤレスかという1点です。
・音の要(7.1chサラウンド、50mmのPRO-Gドライバー、Blue VO!CEマイク)は両方に共通
・違うのは接続方式、ドライバーの素材、バッテリー、そしてメーカー公式価格で2倍以上の差
👑 コスパで選ぶなら:Logicool G PRO X(有線)
👉 PRO Xシリーズの音とマイクを、ワイヤレスモデルの半額以下の公式価格で使えます
はじめに
ゲーミングヘッドセットを探していると、候補に挙がりやすいのがロジクールのPRO Xシリーズです。
ただ、公式ページを見ても「PRO X」と「PRO X 2 LIGHTSPEED」の違いは分かりにくいですよね。
公式価格が2倍以上はなれていることもあって、どちらを選べばいいのか迷いやすいところです。
この記事では、両モデルのスペックを「同じところ」と「違うところ」に仕分けました。
そのうえで、その違いがプレイのどんな場面に関わるのかを、メーカー公式の仕様から整理しています。
結論を先に言えば、価格の面では有線のPRO Xが大きく有利です。
📊 スペックで見る「同じところ」と「違うところ」
※スマホでは表を左右にスクロールしてご確認いただけます。オレンジの行が違う部分、それ以外は共通です。
| 項目 | G PRO X(有線) | G PRO X 2 LIGHTSPEED |
|---|---|---|
| メーカー公式価格 | 14,900円〜16,390円 | 32,500円〜35,750円 |
| 接続方式 | 3.5mm有線+USB外付けサウンドカード | LIGHTSPEEDワイヤレス/Bluetooth 5.3/3.5mm有線 |
| ドライバー素材 | PRO-G 50mm(ハイブリッドメッシュ) | PRO-Gグラフェン 50mm |
| バッテリー | なし(充電不要) | 最長50時間 |
| 重量 | 320g | 345g |
| インピーダンス/感度 | 35Ω/91.7dB SPL | 38Ω/87.8dB SPL |
| イヤーカップ | 公式に回転式の記載なし | 回転式 |
| ドライバー口径 | 50mm | 50mm |
| サラウンド | 7.1ch(DTS Headphone:X 2.0) | 7.1ch |
| マイク | 着脱式6mm単一指向性+Blue VO!CE | 着脱式6mm単一指向性+Blue VO!CE |
| マイクの周波数特性 | 100Hz〜10kHz | 100Hz〜10kHz |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz | 20Hz〜20kHz |
| イヤーパッド | 低反発の合成皮革+クロス(2種同梱) | 低反発の合成皮革+クロス(2種同梱) |
| ソフトウェア | Logicool G HUB | Logicool G HUB |
| 保証 | 1年または2年(型番で変わる) | 1年または2年(型番で変わる) |
※メーカー公式価格は税込で、2026年10月7日に確認したものです。金額の幅は保証期間のちがい(1年保証モデルが安く、2年保証モデルが高い)によるものです。Amazonでの価格はリンク先でご確認ください。
比較表の内容を、「同じところ」と「違うところ」に分けて図にしました。

音とマイクの要は共通なので、選ぶポイントは「ワイヤレスが必要かどうか」です。
🔍 その違いは、実際のプレイで何に効くのか
PRO Xは有線のみです。
ケーブルが常に机の上を通りますが、充電を気にする必要がなく、電池切れでゲームが止まることもありません。
PRO X 2はLIGHTSPEED・Bluetooth・有線の3通りに対応し、LIGHTSPEEDなら約30mの範囲で使えます。
飲み物を取りに行くあいだも着けたままでいられるのは、ワイヤレスならではの快適さです。
どちらも50mmのPRO-Gドライバーですが、PRO X 2は振動板にグラフェン素材を採用しています。
メーカーによると、振動板の重さのうち90%がグラフェンでできています。
複数の音を聞き分けやすくなり、安定した音を楽しめる、というのがメーカーの説明です。
PRO X 2は、発売時に「前機種比25gの軽量化」と案内されていました。
ただ、これは前の世代のワイヤレスモデル(PRO X WIRELESS)との比較です。
有線のPRO Xは320g、PRO X 2は345gなので、この2機種で比べるとPRO X 2の方が25g重くなります。
📘 用語メモ:LIGHTSPEEDとは?
ひとことで:ロジクール独自の、2.4GHz帯を使うワイヤレス接続です。USBのアダプターをパソコンなどに挿して使います。
数字の目安:PRO X 2では、約30mの範囲で通信できると案内されています。
この商品だと:PRO X 2だけが対応しています。ゲームはLIGHTSPEED、スマホの音楽はBluetooth、という使い分けができます。
🏆 2機種を個別に解説
Logicool G PRO X ゲーミングヘッドセット(有線/G-PHS-003d)
「PRO Xの音とマイクを、いちばん手ごろに使える選択肢」
- 接続:3.5mm有線、USB外付けサウンドカード同梱
- ドライバー:PRO-G 50mm(ハイブリッドメッシュ)
- サラウンド:DTS Headphone:X 2.0 7.1ch
- マイク:着脱式6mm単一指向性+Blue VO!CE
- 重量:320g
- 対応機種:Xbox、PS5、PC、Nintendo Switch/Switch 2
- 付属:イヤーパッド2種、2mのケーブル、パソコン用スプリッタ、USB外付けサウンドカード、キャリングバッグ
- 公式価格がワイヤレスモデルの半額以下:7.1chサラウンドとBlue VO!CEマイクという、シリーズの中心になる機能はしっかり入っています。
- マイクの声を整えられる:Blue VO!CEには、ノイズ低減、圧縮、ディエッサーの機能があります。G HUBで、自分の声の聞こえ方を調整できます。
- 充電が不要:有線接続なので、バッテリー切れでゲームが中断することがありません。
- イヤーパッドを2種類から選べる:合成皮革と、通気性の高いクロス(ベロア調)が同梱されています。
- ワイヤレスでは使えない:ケーブルが常に机の上を通ります。
→ 離席したい人や配線を減らしたい人は、PRO X 2が候補です。 - 320gで、軽量モデルではない:アルミとスチールのフレームを使った、しっかりした作りです。
→ 蒸れや当たりが気になるときは、同梱のクロスのイヤーパッドに替えて試せます。 - 機能をフルに使うにはUSBサウンドカードとG HUBが必要:Blue VO!CEなどの設定は、パソコンのG HUBで行います。
→ パソコンでは、付属のUSB外付けサウンドカード経由でつなぐのが基本です。
🎯 こんな人におすすめ:予算をおさえて、しっかりしたゲーミングヘッドセットが欲しい人、PCの前に座ってプレイするのが中心の人、充電を気にしたくない人
Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED(ワイヤレス/G-PHS-005WLBKd)
「グラフェンドライバーと50時間バッテリーを積んだ上位モデル」
- 接続:LIGHTSPEEDワイヤレス/Bluetooth 5.3/3.5mm有線の3通り
- ドライバー:PRO-Gグラフェン 50mm
- バッテリー:最長50時間、通信範囲は約30m
- マイク:着脱式6mm単一指向性+Blue VO!CE
- 重量:345g
- 付属:イヤーパッド2種、LIGHTSPEEDのUSBアダプター、充電ケーブル、3.5mmケーブル、キャリングケース
- ケーブルなしで使える:LIGHTSPEEDなら約30mの範囲で通信できます。着けたまま席を立てるのは、有線モデルにはない良さです。
- バッテリーが最長50時間:1日5時間使っても、計算上は10日もちます。
- つなぎ方を選べる:LIGHTSPEED、Bluetooth 5.3、3.5mm有線の3通りです。LIGHTSPEEDとBluetoothは、左のイヤーカップのボタンで切り替えます。
- 回転式イヤーカップ:イヤーカップが回転するので、頭の形に合わせやすい作りです。
- 有線のPRO Xより25g重い:345gで、ワイヤレスの中でも軽い部類ではありません。
→ 2種類のイヤーパッドを付け替えて、自分に合う当たり方を探せます。 - 充電の管理が必要:最長50時間もちますが、電池が切れるとワイヤレスでは使えません。
→ 電池が少ないときは、3.5mmケーブルの有線接続に切り替えられます。 - ノイズキャンセリング機能の記載はない:公式の仕様に、アクティブノイズキャンセリングの記載はありません。
→ 周りの音を消したい人は、ANC搭載の別モデルを探すほうが確実です。
🎯 こんな人におすすめ:ケーブルなしで動きたい人、PCとスマホを1台で使い分けたい人、ワイヤレスの快適さに予算をかけられる人
グラフェンドライバーと50時間バッテリーを備えたワイヤレス上位モデル
🤔 結局どっちを買う?状況別の振り分け
DTS 7.1chとBlue VO!CEマイクがそろっていて、公式価格はPRO X 2の半額以下です。
Xbox、PS5、PC、Switchに対応しているので、最初の1台にも選びやすいモデルです。
約30mの通信範囲と50時間バッテリーで、着けたまま席を立てます。
ここは有線モデルでは代わりがきかない部分です。
PCとはLIGHTSPEED、スマホとはBluetoothでつなげます。
切り替えは、左のイヤーカップにあるボタンを押すだけです。
320g対345gで、有線モデルの方が25g軽量です。
「PRO X 2=軽い」と思い込まないよう注意してください。
どちらも320〜345gあり、軽量モデルではありません。
軽さを最優先するなら、同じロジクールの軽いモデル(G335はケーブル込みで240g、G321は210g)も比べてみる価値があります。
❓ よくある質問(FAQ)
Q. 音の仕様は、価格ほど大きく違いますか?
Q. PRO X 2を有線でも使えば、1台で両方の役割をこなせますか?
Q. 保証は1年と2年、どちらを選ぶべきですか?
Q. PS5やSwitch 2でも使えますか?
🏁 まとめ:迷ったら、有線のPRO Xで十分戦える
2機種の違いは、突き詰めれば「有線かワイヤレスか」の1点です。
音の要となるサラウンド・ドライバー口径・マイクは共通で、そこに公式価格で2倍以上の差が乗っています。
・コスパ重視:『Logicool G PRO X(有線)』
・ワイヤレスの自由さ重視:『Logicool G PRO X 2 LIGHTSPEED』
どちらを選んでも、7.1chサラウンドとBlue VO!CEマイクという「勝つための道具」は手に入ります。
あとはケーブルのある生活を許容できるかどうかで決めてしまって問題ありません。
※仕様・メーカー公式価格は2026年10月7日時点の情報です(2026年10月23日に図解を追加)。本記事はLogicool G公式サイトとプレスリリースなどの公開情報を参考にまとめており、実機検証は行っていません。


コメント