
「AT4040って4万円台のマイクだけど、AT2020から奮発して買う価値はあるの?」
結論からお伝えすると、歌ってみたも配信のトークも、1本でワンランク上の音で録りたい人が奮発する価値のあるマイクです。
オーディオテクニカの公式サイトでは、1インチの大口径ダイアフラムを搭載したトランスレスのコンデンサーマイクで、ボーカルや楽器、トークなど音源の種類を選ばないと紹介されています。
一方で、オーディオインターフェースと+48Vのファンタム電源が必要なことと、コンデンサーマイクなので部屋の音も拾いやすいことは、購入前に知っておきたいポイントです。
この記事では、オーディオテクニカ公式の仕様をもとに、AT4040の強み・注意点と、AT2020・SHURE SM4・AT2040との違いを整理します。
はじめに
AT4040は、オーディオテクニカの「40シリーズ」に入る、XLR接続のコンデンサーマイクです。
公式の説明では、プロのレコーディングや放送局、ステージでの厳しい要求に応えるために、高度な技術を集めたモデルとされています。
はじめの1本にAT2020を選んだ人が、次の1本として気になりやすいマイクですよね。
検索でも「AT4040 配信」「AT4040 ローカット」「AT4040 付属品」「AT4040 オーディオインターフェース」がよく調べられています。
この記事を読み終えるころには、「AT4040に奮発する価値が自分にあるか」を判断できるはずです。
📌 オーディオテクニカ AT4040の基本スペック
| メーカー公式価格 | オープン価格(公式オンラインストア価格 43,560円・税込) ※2026年10月12日確認。Amazonでの価格はリンク先でご確認ください |
|---|---|
| 型式 | DCバイアス型コンデンサー型(1インチ大口径ダイアフラム、トランスレス) |
| 指向特性 | 単一指向性(サイドアドレス) |
| 周波数特性 | 20〜20,000Hz |
| 感度 | −32dB(25.1mV)(0dB=1V/Pa、1kHz) |
| 最大入力音圧レベル | 145dB SPL(1kHz THD1%)、155dB SPL(パッドON時) |
| ノイズ | 12dB SPL |
| SN比 | 82dB(1kHz at 1Pa、A特性) |
| ダイナミックレンジ | 133dB(1kHz at Max SPL) |
| スイッチ | ローカット(80Hz、12dB/octave)ON/OFF、パッド(−10dB)ON/OFF |
| ファンタム電源 | 48V DC、4.2mA |
| 接続 | 3ピンXLR-Mタイプ |
| サイズ・質量 | 長さ170.0mm、本体最大径53.4mm、360g |
| 付属品 | ショックマウント、変換ネジアダプター、ダストカバー、ケース |
🔍 この商品の最大の特徴は「ノイズの少なさと、音源を選ばない万能さ」
AT4040のいちばんの特徴は、マイク自身が出すノイズがとても少ないことです。
公式の仕様では、ノイズは12dB SPLで、AT2020(20dB SPL)より8dB低い数値です。
SN比も82dBで、AT2020(74dB)より高く、小さな声や息づかいまで録りやすい設計です。
ここはチェックしておきたい!
公式の説明では、大口径ダイアフラムでスムーズで自然な音を実現し、トランスレス回路で低域のひずみをなくしたとされています。
個人的には、「歌もトークも1本でこなしたい、でもAT4050のような上位モデルまでは出せない」人にとって、いちばん現実的な上位の選択肢だと感じました。
📘 用語メモ:ノイズ(セルフノイズ)とSN比とは?
ひとことで:ノイズはマイク自身が出す「サー」という小さな雑音、SN比は声とその雑音の差です。
数字の目安:ノイズは小さいほど、SN比は大きいほど静かです。同じメーカーのAT2020は、ノイズ20dB SPL・SN比74dBです。
この商品だと:AT4040はノイズ12dB SPL、SN比82dBです。ささやき声やアコースティックな楽器など、小さな音を録るときに差が出やすい数値です。
🎛️ 本体の2つのスイッチで何ができる?
AT4040には、本体にローカットフィルターとパッドの2つのスイッチがあります。
ローカットは、80Hzより低い音を弱める機能です。エアコンの低いうなりや、机の振動のような低い雑音を抑えたいときに使います。
パッドは、マイクに入る音を10dB下げる機能です。大きな声やギターアンプ、ドラムなど、音が大きすぎて割れるときに使います。
パッドをONにすると、最大入力音圧レベルは155dB SPLまで上がります。
📘 用語メモ:ローカット(ハイパスフィルター)とは?
ひとことで:決めた高さより低い音を弱めて、低い雑音を減らす機能です。
数字の目安:話す声や歌では、80Hz前後から下を弱めても声への影響は小さめです。12dB/octaveは、そこから1オクターブ下がるごとに12dBずつ弱まるという意味です。
この商品だと:AT4040は本体のスイッチで80Hzのローカットを使えます。オーディオインターフェースや配信ソフトにローカットがなくても、マイク側で対処できます。
2つのスイッチが、どんな音に効くのかを図にまとめました。

ローカットは「低すぎる音」、パッドは「大きすぎる音」に効く、と覚えておくと迷いません。
📏 買う前に確認したい相性・設置
AT4040で後悔しやすいのは、「マイクだけ買えば使える」と思っていたパターンです。
📘 用語メモ:ファンタム電源(+48V)とは?
ひとことで:コンデンサーマイクを動かすための電気を、マイクケーブル(XLR)経由で送る仕組みです。
数字の目安:一般的なのは+48Vです。コンデンサーマイクは基本的に必要で、ダイナミックマイクは不要です。
この商品だと:AT4040は48V・4.2mAで動きます。オーディオインターフェースの「+48V」をオンにしてから使います。
🏆 オーディオテクニカ AT4040の強み
- ノイズがとても少ない:ノイズ12dB SPL、SN比82dBで、小さな声や息づかいまで録りやすい設計です。
- 音源を選ばない:公式サイトでは、ボーカル・楽器・トークなど、収録する音の種類を選ばないマイクと紹介されています。
- スイッチで環境に合わせられる:80Hzのローカットと−10dBのパッドを本体で切り替えられ、低い雑音や大きな音に対処できます。
- 40シリーズの中で手が届きやすい:公式オンラインストア価格は43,560円(税込)で、同じシリーズのAT4033a(54,450円)やAT4050(93,170円)より手ごろです。
⚠️ 購入前に確認したい注意点
- マイク単体では使えない:オーディオインターフェースと+48Vのファンタム電源が必要です。
→ つなぐ機材は、+48V対応のオーディオインターフェースから選びましょう。 - 部屋の音も拾いやすい:コンデンサーマイクなので、打鍵音や生活音、部屋の反響も入りやすいです。
→ 低い雑音はローカットで抑え、打鍵音の多いゲーム実況がメインならダイナミックのAT2040も比べてみましょう。 - ポップフィルターは別売:付属するのはショックマウントで、息の音を抑える部品は入っていません。
→ 歌や近くで話す使い方なら、ポップフィルターを合わせて用意します。
📊 AT2020・SM4・AT2040との比較
| 商品 | メーカー公式価格 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| オーディオテクニカ AT4040 | 43,560円(税込・公式オンラインストア) | 1インチ大口径コンデンサー、ノイズ12dB SPL、ローカット・パッド、ショックマウント付属 | 歌もトークも、ワンランク上の音で録りたい人 |
| オーディオテクニカ AT2020 | 14,520円(税込・公式オンラインストア) | コンデンサー、ノイズ20dB SPL、スイッチなし、スタンドマウント付属 | 手ごろにXLRコンデンサーを始めたい人 |
| SHURE SM4(キット) | 発表時の市場参考価格49,500円(税込) | コンデンサー、RF干渉シールド、ポップフィルター・ショックマウント付属 | 付属品までまとめてそろえたい人 |
| オーディオテクニカ AT2040 | 14,520円(税込・公式オンラインストア) | ダイナミック、超単一指向性、ショックマウント・ポップフィルター内蔵 | 生活音の多い部屋で、話す声を録りたい人 |
※価格は各メーカーの公式情報で、オーディオテクニカの3機種は2026年10月12日、SM4は2026年10月11日に確認しました。
AT2020との公式価格の差は29,040円で、その差はノイズの少なさ、2つのスイッチ、ショックマウントの付属に表れています。
結局、静かな部屋で歌や声の細かい表情まで残したいならAT4040、まず手ごろに始めたいならAT2020と判断しました。
⚙️ 購入後のおすすめ設定・使いこなし
💡 こんな人におすすめ・向いていない人
🛒 お得に買う方法・最新価格
オーディオテクニカの公式サイトでは、AT4040はオープン価格で、公式オンラインストア価格は43,560円(税込)です(2026年10月12日確認)。
Amazonでの価格は変わるため、下のリンク先で最新の価格を確認してください。
🔗 あわせて読みたい
❓ よくある質問
Q. AT4040はPCに直接つなげますか?
Q. AT4040とAT2020の違いは?
Q. AT4040の付属品は?
Q. AT4040の音がこもる・小さいのはなぜ?
Q. 配信にも使えますか?
※仕様・メーカー公式価格は2026年10月12日時点の情報です(2026年10月23日に図解を追加)。本記事はオーディオテクニカ公式サイトなどの公開情報を参考にまとめており、実機検証は行っていません。
🏁 まとめ:AT4040は「次の1本」として奮発する価値のある万能コンデンサー
結局、AT4040の価値は、ノイズの少なさと、歌もトークも1本でこなせる万能さです。
この商品がおすすめ:静かな部屋で、歌や声の細かい表情までワンランク上の音で録りたい人。
別の商品を検討:手ごろに始めたいならAT2020、生活音を抑えたいならAT2040。
買う前に、つなぐオーディオインターフェースが+48Vに対応しているかと、ポップフィルターを用意するかだけ決めておけば、安心して始められそうですね。


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