
「SHUREのマイクならSM7Bが有名だけど、SM4ってどう違うの?配信や宅録におすすめ?」
結論からお伝えすると、歌ってみたや楽器の宅録、細かい声のニュアンスまで録りたいYouTube・VTuber配信に向いたコンデンサーマイクです。
SM7Bと同じSHUREのマイクですが、SM4はコンデンサー型で、仕組みも得意なことも違います。
一方で、+48Vのファンタム電源が必要なことと、部屋の音も拾いやすいことは、購入前に知っておきたいポイントです。
この記事では、SHURE公式の仕様をもとに、SM4の強み・注意点と、SM7B・SM7dB・AT2020との違いを整理します。
はじめに
SM4は、SHUREが2024年8月に発売した「ホームレコーディング用マイクロホン」です。
名前のとおり、自宅での録音を主な用途として作られたコンデンサーマイクです。
SHUREといえば、配信者のあいだでもダイナミックマイクのSM7Bが定番ですよね。
そのため、「SM7BとSM4はどちらを選べばいいのか」と迷う人も多いはずです。
検索でも「SM4 比較」「SM4 スペック」「K-KITとK-Jの違い」がよく調べられています。
この記事を読み終えるころには、「自分の録りたいものにSM4が合うか」を判断できるはずです。
📌 SHURE SM4の基本スペック
| メーカー公式価格 | 発表時の市場参考価格 49,500円(税込、SM4-K-KIT-J) ※マイク単体のSM4-K-Jは36,630円(税込)。2026年10月11日確認。Amazonでの価格はリンク先でご確認ください |
|---|---|
| 発売 | 2024年8月28日 |
| タイプ | トゥルーコンデンサー |
| カプセル | 1インチの真鍮製デュアルダイアフラム |
| 指向特性 | カーディオイド(単一指向性) |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz |
| 感度 | −38dBV/Pa(1kHz、開回路電圧) |
| 最大入力音圧レベル | 140dB SPL(1000Ω負荷)、145dB SPL(2500Ω負荷) |
| 出力インピーダンス | 150Ω |
| 電源 | +48V DCファンタム電源(5.3mA) |
| 接続 | XLR(3ピン、オス) |
| 質量 | 463g(亜鉛ダイカストの外装) |
| キットの付属品 | ショックマウント、ポップフィルター(マグネット式)、ソフトシェル・キャリングケース、3/8インチ-5/8インチ変換ねじ |
🔍 この商品の最大の特徴は「家の中のノイズ対策が最初から入っていること」
SM4のいちばんの特徴は、自宅で録ることを前提にしたノイズ対策です。
SHUREの説明では、特許出願中の「RF干渉シールド」で、スマートフォンやノートPC、Wi-Fiルーターなどから出る不要な電波ノイズを遮断します。
シールドは、内蔵のポップフィルターとメッシュ織のファラデーケージでカプセルを包む仕組みです。
ここはチェックしておきたい!
ポップフィルターはマイク本体に内蔵されていて、キットに付くマグネット式のポップフィルターを重ねると二重構造になります。
「パ行」や「バ行」で息が当たる「ボフッ」という音を、さらに抑えやすくなるわけです。
個人的には、スマホやPCをすぐ近くに置いたまま録ることが多い宅録・配信の環境に合わせた作りが、SM4らしい部分だと感じました。
📘 用語メモ:コンデンサーマイク(ダイナミックマイクとの違い)とは?
ひとことで:声や楽器の細かい音まで、くっきり拾えるタイプのマイクです。
数字の目安:数値ではなく性質で比べます。コンデンサーマイクは細かい音まで拾える反面、部屋の音も入りやすく、ダイナミックマイクはその逆です。
この商品だと:SM4はコンデンサー型、SM7Bはダイナミック型です。歌や楽器のニュアンスを残したいならSM4、生活音を減らして話す声を録りたいならSM7Bが向いています。
🎁 SM4-K-KITとSM4-K-Jの違い
SM4には、キット版(SM4-K-KIT-J)とマイク単体版(SM4-K-J)の2種類があります。
| 項目 | SM4-K-KIT-J(キット) | SM4-K-J(単体) |
|---|---|---|
| マイクの固定 | ショックマウント | スイベルマウントのマイククランプ |
| ポップフィルター | 取り外せるマグネット式が付属 | 付属なし(本体の内蔵フィルターのみ) |
| 持ち運び | ソフトシェル・キャリングケース | マイクポーチ |
| 発表時の市場参考価格 | 49,500円(税込) | 36,630円(税込) |
マイク本体は同じなので、違いは付属品だけです。
ショックマウントとポップフィルターをこれからそろえるなら、最初からキット版を選ぶほうが手間が少なくて済みます。
SM4のノイズ対策を、図にまとめました。

電波のノイズと破裂音という、自宅で録るときに入りやすい2つのノイズをマイク側で抑えます。
スマホやPCを近くに置いたまま録ることが多い人ほど、この作りが効いてきます。
🆚 SM7Bとの違い
同じSHUREの人気マイクでも、SM4とSM7Bは「マイクの種類」から違います。
| 項目 | SHURE SM4 | SHURE SM7B |
|---|---|---|
| マイクの種類 | コンデンサー | ダイナミック |
| 感度 | −38dBV/Pa | −59dBV/Pa |
| ファンタム電源 | +48Vが必要 | 不要 |
| 得意なこと | 歌・楽器・声のニュアンスを細かく録る | 口元の声を中心に、周りの音を抑えて録る |
| 向いている部屋 | 静かな部屋、吸音した部屋 | 生活音や打鍵音がある部屋 |
感度の数字は、SM4のほうが21dB大きくなっています。
同じ声でもマイクから出る信号が大きいので、SM7Bほど大きなゲインを機材に求めずに済みます。
SM7Bの詳しい特徴は、SHURE SM7Bレビューで解説しています。
📘 用語メモ:マイクの感度とは?
ひとことで:同じ大きさの声に対して、マイクがどれくらいの強さの信号を出すかを表す数字です。
数字の目安:dBV/Paで表し、マイナスの数字が小さいほど出力が大きくなります。−38dBV/Pa(SM4)は、−59dBV/Pa(SM7B)より出力が大きい部類です。
この商品だと:感度が高い分、オーディオインターフェースのゲインを上げすぎずに済みます。そのぶん、部屋の小さな音も一緒に入りやすくなります。
📏 買う前に確認したい相性・設置
マイク選びで後悔しやすいのは、手持ちの機材や部屋と合わないパターンです。
📘 用語メモ:ファンタム電源(+48V)とは?
ひとことで:コンデンサーマイクを動かすための電気を、マイクケーブル(XLR)経由で送る仕組みです。
数字の目安:一般的なのは+48Vです。コンデンサーマイクは基本的に必要で、ダイナミックマイクは不要です。
この商品だと:SM4は+48V(5.3mA)で動きます。オーディオインターフェースの「+48V」ボタンをオンにしてから使います。
🏆 SHURE SM4の強み
- 家の中の電波ノイズ対策:RF干渉シールドで、スマホやPC、Wi-Fiルーターからのノイズを遮断する設計です。
- ポップノイズに二重で備えられる:内蔵のポップフィルターに、キットのマグネット式フィルターを重ねられます。
- 大きな音にも強い:最大入力音圧レベルは140dB SPLで、ソフトな歌声からギターアンプなどの大きな音まで想定しています。
- ゲインに余裕を持ちやすい:感度が−38dBV/Paと高く、SM7Bほど大きなゲインを必要としません。
⚠️ 購入前に確認したい注意点
- +48Vのファンタム電源が必要:電源を送れない機材では使えません。
→ +48Vに対応したオーディオインターフェースかミキサーを用意します。 - 部屋の音も拾いやすい:コンデンサーマイクなので、生活音や反響も入りやすいです。
→ 打鍵音や生活音が多い部屋なら、ダイナミックマイクのSM7Bも比べてみましょう。 - USBでは使えない:XLR接続なので、PCに直接つなぐことはできません。
→ 手軽さを優先するなら、USBで使えるマイクのほうが合います。
📊 ほかのマイクとの比較
| 商品 | メーカー公式価格 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| SHURE SM4(キット) | 発表時の市場参考価格49,500円(税込) | コンデンサー、RF干渉シールド、ポップフィルター二重構造 | 歌ってみた・楽器の宅録、声のニュアンスを残したい配信者 |
| SHURE SM7B | Amazonで確認 | ダイナミック、感度−59dBV/Pa、60dB以上のゲインが目安 | 生活音を抑えて、話す声を中心に録りたい人 |
| SHURE SM7dB | Amazonで確認 | SM7Bにプリアンプを内蔵したダイナミックマイク | SM7Bの音を、ゲインの小さい機材でも使いたい人 |
| オーディオテクニカ AT2020 | 14,520円(税込・公式オンラインストア) | コンデンサー、感度−37dB、最大入力音圧レベル144dB SPL | 手ごろな価格でコンデンサーマイクを試したい人 |
※価格は各メーカーの公式情報で、2026年10月11日に確認しました。
同じコンデンサーマイクで比べると、AT2020は手ごろさ、SM4は家の中のノイズ対策と付属品の充実が魅力です。
結局、「何を録るか」と「どんな部屋で録るか」で選ぶのが、いちばん失敗しにくいと判断しました。
⚙️ 購入後のおすすめ設定・使いこなし
💡 こんな人におすすめ・向いていない人
🛒 お得に買う方法・最新価格
SHUREの発表時の市場参考価格は、キット版が49,500円(税込)、マイク単体版が36,630円(税込)です。
Amazonでの価格は変わるため、下のリンク先で最新の価格を確認してください。
🔗 あわせて読みたい
❓ よくある質問
Q. SM4-K-KITとSM4-K-Jの違いは?
Q. SM4とSM7Bはどちらを選べばいい?
Q. USBでPCに直接つなげますか?
Q. ゲーム実況にも使えますか?
Q. 楽器の録音にも使えますか?
※仕様・メーカー公式価格は2026年10月11日時点の情報です(2026年10月23日に図解を追加)。本記事はSHURE公式サイト・ニュースリリースなどの公開情報を参考にまとめており、実機検証は行っていません。
🏁 まとめ:SM4は「家で録る」ことを考え抜いたSHUREのコンデンサーマイク
結局、SM4の価値は、家の中のノイズ対策とポップフィルターを最初から備えた、宅録向けのコンデンサーマイクであることです。
この商品がおすすめ:歌ってみた・楽器の宅録や、声のニュアンスを伝えたいYouTube・VTuber配信。
別の商品を検討:生活音の多い部屋で話す声を録るならSHURE SM7B、予算を抑えるならオーディオテクニカ AT2020。
買う前に、つなぐ機材が+48Vに対応しているかだけ確かめておけば、届いたその日から録音を始められそうですね。


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