
「AKG P120とAT2020、安いXLRコンデンサーマイクならどっちがいい?」
結論からお伝えすると、AT2020と同じくらいの予算で、パッドとローカットのスイッチまで欲しい人に向くマイクです。
国内代理店ヒビノの公式オンラインストア価格は12,800円(税込)で、AT2020の公式オンラインストア価格(14,520円)より手ごろです。
それでいて、AT2020にはない−20dBのパッドとローカットフィルターを備え、ボディはオールメタル製です。
一方で、ショックマウントが付属しないことと、ローカットが300Hzからと高めなことは、購入前に知っておきたいポイントです。
この記事では、AKGと国内代理店ヒビノの公式情報をもとに、P120の強み・注意点と、AT2020・AT2035・AT2040との違いを整理します。
はじめに
P120は、オーストリア生まれの音響ブランドAKGが出している、XLR接続のコンデンサーマイクです。
「Project Studio Line」というシリーズの中で、いちばん手ごろなエントリーモデルなんです。
検索でも「AKG P120 AT2020」「AKG P120 ショックマウント」「AKG P120 使い方」「AKG P120 スタンドアダプター」がよく調べられています。
この記事を読み終えるころには、「AT2020ではなくP120を選ぶべきか」を判断できるはずです。
📌 AKG P120の基本スペック
| メーカー公式価格 | オープン価格(国内代理店ヒビノ公式オンラインストア価格 12,800円・税込) ※2026年10月21日確認。Amazonでの価格はリンク先でご確認ください |
|---|---|
| 形式 | コンデンサー型(2/3インチダイアフラム、トランスレス回路) |
| 指向特性 | カーディオイド(単一指向性) |
| 周波数特性 | 20Hz〜20kHz |
| 感度 | −32.5dB re 1V/Pa(AKG公式サイトでは24mV/Pa) |
| 最大音圧レベル | 130dB SPL(パッドOFF、THD 0.5%)、パッド使用時は最大150dB SPL(AKG公式サイト) |
| 等価雑音レベル | 19dB SPL(Aウェイト) |
| SN比 | 75dB-A(AKG公式サイト) |
| パッド | 0/−20dB |
| ローカットフィルター | Flat/300Hz(6dB/oct) |
| インピーダンス | 200Ω以下 |
| 電源 | ファンタム DC48V/3mA以下 |
| 端子 | XLR(3ピン) |
| サイズ・質量 | φ54×166mm(除突起部)、456g ※AKG公式サイトでは長さ165mm・453g |
| 付属品 | スタンドアダプター |
🔍 この商品の最大の特徴は「AT2020より手ごろで、パッドとローカットが付くこと」
P120のいちばんの特徴は、AT2020より手ごろな公式価格で、本体にスイッチが2つ付いていることです。
AT2020にはスイッチがないので、ここがはっきりした違いになります。
マイク自身の雑音を表す等価雑音レベルは19dB SPLで、AT2020(20dB SPL)とほぼ同じ水準です。
つまり、静かさは同等のまま、機能が少し多いマイクと考えると分かりやすいんです。
ここはチェックしておきたい!
感度は−32.5dBで、AT2020(−37dB)より出力が大きめです。
オーディオインターフェースのゲインを上げすぎなくても、声の大きさを確保しやすい設計です。
📘 用語メモ:感度とは?
ひとことで:同じ大きさの音が入ったときに、マイクがどれだけ大きな信号を出すかを表す数値です。
数字の目安:マイナスの数字が小さいほど(0に近いほど)、出力が大きくなります。
この商品だと:P120は−32.5dB、AT2020は−37dBです。P120のほうが、インターフェースのゲインに頼らずに音量を出しやすくなります。
🎛️ パッドとローカットで何ができる?
P120の本体には、−20dBのパッドとローカットフィルターのスイッチがあります。
パッドは、マイクに入る音を20dB下げる機能です。
パッドOFFの最大音圧レベルは130dB SPLで、AKG公式サイトではパッドを使えば最大150dB SPLまで対応すると紹介されています。
張り上げる歌ってみたや、ギターアンプ・打楽器の近くに置く録音でも、音が割れにくくなります。
ローカットは300Hzより下を、1オクターブごとに6dBずつゆるやかに弱める機能です。
AKG公式サイトでは、ランブルノイズや足音ノイズを排除するためのスイッチと紹介されています。
床からスタンドに伝わる足音や、机の振動による低い音を、声に混ぜにくくなります。
📘 用語メモ:パッド(減衰パッド)とは?
ひとことで:マイクの中で音を小さくして、大きな音でも割れにくくする機能です。
数字の目安:−10dBや−20dBが一般的で、数字が大きいほど大きく下げます。
この商品だと:P120は−20dBのパッドを備えています。普段の配信ではOFFのまま、大声や楽器を録るときだけONにします。
2つのスイッチが、どんな音に効くのかを図にまとめました。

パッドは「大きすぎる音」、ローカットは「低すぎる音」に効く、と覚えておくと迷いません。
どちらも、普段の配信ではOFFのままで大丈夫です。
📏 買う前に確認したい相性・設置
P120で後悔しやすいのは、「付属品だけでアームにきれいに付けられる」と思っていたパターンです。
📘 用語メモ:サイドアドレスとは?
ひとことで:マイクの先端ではなく、横の面に向かって話すタイプのマイクです。
数字の目安:大型の振動板を持つスタジオ向けコンデンサーマイクに多い形です。
この商品だと:P120はサイドアドレス型です。マイクの横の正面を口に向けて設置します。
🏆 AKG P120の強み
- AT2020より手ごろに、スイッチ付きのマイクが手に入る
国内代理店の公式ストア価格は12,800円で、AT2020より1,720円安いです。
それでいてパッドとローカットを備えています。 - 大声や楽器でも割れにくくできる
−20dBのパッドで、AKG公式では最大150dB SPLまで対応します。
叫ぶ実況や張り上げる歌も、スイッチひとつで受け止めやすくなります。 - ゲインを上げすぎずに声量を出しやすい
感度は−32.5dBで、AT2020より出力が大きめです。
ゲインの小さいインターフェースでも、音量を確保しやすくなります。 - ぶつけても安心しやすいオールメタルボディ
AKG公式サイトでは、毎日の過酷な使用に対応できる耐久性と紹介されています。
ヒビノ公式では、金メッキ処理の端子で経年変化による音質の劣化も防ぐとしています。
⚠️ 購入前に確認したい注意点
- ショックマウントは別売で、本体も重め
付属はスタンドアダプターだけで、本体は456gあります。
→ 打鍵の振動が気になるなら、ショックマウントと耐荷重に余裕のあるアームも用意しましょう。 - ローカットは300Hzからと高め
AT2035のローカット(80Hz)と比べると、もっと上の音から弱めます。
→ 声が細く感じたらOFFにして、インターフェースや配信ソフトのローカットと聞き比べましょう。 - マイク単体ではPCにつなげない
ファンタム電源に対応したインターフェースとXLRケーブルが必要です。
→ 機材をまだ持っていないなら、その予算もあわせて考えましょう。
📊 AT2020・AT2035・AT2040との比較
P120と一番比べられるのは、同じ価格帯の定番XLRコンデンサーマイク、オーディオテクニカ AT2020です。ひとつ上のAT2035と、ダイナミックのAT2040も並べました。
| 商品 | メーカー公式価格 | 雑音レベル | スイッチ・付属 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| AKG P120 | 12,800円 | 19dB SPL | パッド(−20dB)・ローカット(300Hz)、スタンドアダプター付属 | 安く始めて、大声や楽器にも対応したい人 |
| オーディオテクニカ AT2020 | 14,520円 | 20dB SPL | スイッチなし、スタンドマウント・ポーチ付属 | 軽いマイクで、シンプルに始めたい人 |
| オーディオテクニカ AT2035 | 21,780円 | 12dB SPL | ローカット(80Hz)・パッド(−10dB)、ショックマウント付属 | 小声のトークで、静かさを優先したい人 |
| オーディオテクニカ AT2040 | 14,520円 | ダイナミック型(ファンタム電源不要) | ショックマウント・ポップフィルター内蔵 | 生活音の多い部屋で、話す声を録りたい人 |
※P120は国内代理店ヒビノの公式オンラインストア価格、オーディオテクニカは公式オンラインストア価格(いずれも税込、2026年10月21日確認)です。
AT2020とは、雑音レベルがほぼ同じで、P120のほうが1,720円安いです。
そのうえでP120にはパッドとローカットがあり、AT2020には軽さ(345g)とスタンドマウント・ポーチの付属があります。
ちなみに、最大音圧レベルはAT2020が144dB SPL、P120はパッドOFFで130dB SPLです(測定条件が違うので参考値です)。
結局、安さと大声・楽器への対応力ならP120、軽さとシンプルさならAT2020、静かさまで求めるならAT2035、という選び方が分かりやすいです。
🎮 ダイナミックマイクとの違い
同じ予算で迷いやすいのが、ダイナミックマイクのオーディオテクニカ AT2040です(公式価格14,520円)。
| 商品 | 方式 | 得意なこと | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| P120(コンデンサー) | ファンタム電源が必要 | 声の細かいニュアンスや楽器の響きまで録る | 歌や楽器も録りたい人、静かな部屋で配信する人 |
| AT2040(ダイナミック) | ファンタム電源は不要 | 口元の声を中心に録り、まわりの音を拾いにくい | 家族の声や外の音が入りやすい部屋で話す人 |
コンデンサーマイクは部屋の音にも敏感なので、生活音の多い部屋ではダイナミックマイクのほうが扱いやすいこともあります。
⚙️ 購入後のおすすめ設定・使いこなし
💡 こんな人におすすめ・向いていない人
🛒 お得に買う方法・最新価格
P120はオープン価格で、国内代理店ヒビノの公式オンラインストア価格は12,800円(税込)です(2026年10月21日確認)。
Amazonでの価格は変わるため、下のリンク先で最新の価格を確認してください。
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❓ よくある質問
Q. AKG P120とAT2020の違いは?
Q. AKG P120にショックマウントは付いていますか?
Q. AKG P120はPCに直接つなげますか?
Q. ローカットは常にONでいいですか?
Q. AKG P120の使い方の基本は?
※仕様・メーカー公式価格は2026年10月21日時点の情報です(2026年10月23日に図解を追加)。本記事はAKG公式サイト、国内代理店ヒビノの公式サイト、オーディオテクニカ公式サイトなどの公開情報を参考にまとめており、実機検証は行っていません。
🏁 まとめ:P120は「AT2020より安く、機能はひとつ多い」XLRコンデンサーマイク
結局、P120の価値は、AT2020と同じくらいの静かさのまま、より手ごろな価格でパッドとローカットが手に入ることです。
この商品がおすすめ:初めてのXLRコンデンサーマイクを安く選びつつ、歌や楽器にも対応したい人。
別の商品を検討:軽さとシンプルさならAT2020、静かさとショックマウント付属ならAT2035、生活音を抑えたいならAT2040。
買う前に、ショックマウントとポップフィルターを用意するかだけ決めておけば、安心して始められそうですね。


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